2022.12.22 第423号 |
FAX北九医ニュース 北九州市医師会広報委員会 |
◆新型コロナウイルス感染症の検査を受けた方へのチラシ配布について |
新型コロナウイルス感染症の検査陽性者のうち、低リスクと考えられる方に対して、療養上の注意や体調変化時の対応を周知する目的で、検査時に配布いただく「新型コロナウイルス感染症の検査で陽性となられた方へ」と題したチラシ2種類を9月下旬及び11月下旬に保健所から各医療機関宛に配送しております。 こちらのチラシを受領していない医療機関がございましたら、感染症医療対策課( 093-522-8711)までご連絡ください。 なお、刷り増しにつきましてはチラシの電子データを市医師会ホームページに掲載しておりますので、お手数ですが各医療機関でお願いいたします。 http://www.kitakyushu-med.or.jp/covid/PCR_18.pdf http://www.kitakyushu-med.or.jp/covid/PCR_17.pdf |
◆新型コロナウイルス感染症の発生届について |
本年9月26日より、感染症法に基づく新型コロナウイルス感染症の届出(発生届提出)対象が以下の4類型に限定化されました。 @65歳以上の方 A入院が必要な方 B重症化リスクがあり、かつ、新型コロナ治療薬の投与または新たに酸素投与が必要と医師から診断された方 C妊婦の方 12月に入り、診断時点で届出対象と判定されなかった方で自宅療養中に病状が急激に悪化して入院するケースが発生しております。このケースでは、重症化リスクはあったものの、診断時点では治療薬や酸素投与が必要なかったため上記Bには該当せず、発生届提出を要さないと判断されたようです。 医療機関におかれましては、新型コロナウイルス感染症と診断した患者のうち重症化リスクに該当する基礎疾患がある場合は、診断後しばらくしてからBの状態になる可能性があることも考慮いただき、オーバートリアージ気味でも発生届提出についてご検討いただきますよう、あらためてお願いいたします。 |
◆顔認証付きカードリーダーの申込再開について | ||||||||
すでにご承知のことと思いますが、令和5年4月からのオンライン資格確認原則義務化に向けて、現在、顔認証付きカードリーダー(以下、「カードリーダー」)の無償配布や、オンライン資格確認導入補助金の拡充等の取組みが期限付きで実施されております。 カードリーダー申込期限につきましては、当初令和4年11月末日とされていましたが、生産台数の確保ができたことから、12月1日より申込受付を再開、締切を12月31日とする旨が「医療機関等向けポータルサイト」(https://www.iryohokenjyohoportalsite.jp/application/post-6.html)に掲載されております。 カードリーダー申込が完了していない医療機関におかれましては、同ポータルサイトより令和4年12月中のできるだけ早期にカードリーダーをお申し込みくださいますよう、改めてお願い致します。 なお、オンライン資格確認開始にあたっては、カードリーダー到着後に別途システム事業者による導入作業が必要となります。メーカーの生産状況によりカードリーダーが令和5年3月配送になる場合もありますので、カードリーダー到着までにシステム事業者とご相談の上、導入準備を進めていただきますようお願い致します。 | ||||||||
<義務化へ向け対応について> | ||||||||
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※令和5年4月1日以降は、療担規則で義務化されますので、最低でも令和5年3月末日までにカードリーダーが手元に届いていること、また、導入作業に向けて作業を進めていること(見積の取得等)を証明できるように準備を進めていただくようお願い致します。 ※【システム事業者への見積依頼時に確認すること】 *事業者としてオンライン資格確認導入作業に対応可能か(不可能な場合、対応可能な他の業者を紹介可能か) *推奨するカードリーダーの機種があるか(ある場合は、申し込み済みの機種で問題ないか、今一度ご確認ください) *導入費用・保守費用の金額 *事前準備含め、必要な作業の内容(医療機関側、業者側) *運用開始までにかかる期間 ※地域医療に支障を生じる等、やむを得ない場合の必要な対応(早急に顔認証付きカードリーダーの申込をしても、令和5年3月末までに事業完了が出来ない場合等の対応)については、8月10日の中医協答申の附帯意見に沿って、令和4年末の導入状況についての点検を踏まえ、中医協で検討されることになっております。 | ||||||||