2019.2.4 第382号

FAX北九医ニュース 北九州市医師会広報委員会



向精神薬長期処方に関連する研修について
2018年度診療報酬改定により、不安若しくは不眠の症状を有する患者に対してベンゾジアゼピン受容体作動薬を1年以上にわたって、同一の成分を同一の1日当たり用量で連続して処方している場合(向精神薬長期処方)について、処方料が42点→29点に、処方箋料は68点→40点に減算されます。
尚、「不安又は不眠に係る適切な研修」を修了した医師が行った処方等については、向精神薬長期処方に該当しませんが、指導等に備えて、「日本医師会生涯教育講座 受講証明書」等を医療機関にて保管しておく必要がありますので、ご留意ください。
※「不安又は不眠に係る適切な研修」については、現時点で日本医師会の生涯教育制度における研修(「日医eラーニング」を含む。)において、カリキュラムコード69「不安」又は20「不眠」を満たす研修を2単位以上取得した場合となっています。
※「日医eラーニング 」では、カリキュラムコード 20「不眠」で、3題(各1単位)受講が可能です。(3題:「身体疾患と不眠」「不眠症の診断と治療」「睡眠障害の診断と治療」)
※向精神薬長期処方に係る処方期間の算出は、平成30年4月1日以降の処方が対象となります。


「第29回市民健康セミナー」の開催について【 参加費無料・事前申込不要 】
毎年、本会の主催で開催しております「市民健康セミナー」につきまして、本年度は「予防接種」をテーマに、平成31年2月9日(土)に開催することとなりました。福岡看護大学 基礎・基礎看護部門 基礎・専門基礎分野の岡田教授に御講演を頂きます。予防接種の有用性を多くの市民の皆様にご理解頂きたく、本会より1月11日付で送付致しました各医療機関宛通知物の中に、本チラシを同封しておりますので、院内に掲示の上、医療従事者のみならず、市民の皆様へご案内を頂きます様、お願い致します。

◇日時 平成31年2月9日(土)14時〜15時30分
◇場所 北九州市立男女共同参画センター・ムーブ5階 大セミナールーム
         小倉北区大手町11番4号 TEL:093‐583‐3939
◇講演 演題「予防接種に関する最近の話題 −はしか・風しんを中心に−」
     講師 福岡看護大学 基礎・基礎看護部門 基礎・専門基礎分野 教授 岡田 賢司
     座長 北九州市医師会 理事 岡本 高明
◇主催 北九州市医師会
◇共催 北九州市


災害時緊急メール配信訓練の実施結果等について
1月9日(水)の午前10時30分に実施したメール配信訓練についてご報告します。
24時間経過時のアンケート回答率は、全体で40%(前回比±0%)で、A会員の地区医師会別のアンケート回答率は、門司38%(前回比+6%)、小倉37%(前回比-7%)、八幡39%(前回比-1%)、戸畑56%(前回比+3%)、若松46%(前回比+2%)という結果でした。
現在の本システムへの登録者数は、12月末現在の全医師会員1,933名中1,038名(54%:前回比±0%)で、内訳はA会員725名(88%)、B会員310名(31%)、C会員3名(3%)となっております。
メールの受信拒否や登録アドレスの間違え等の理由でメールが届いていない会員が今回は前回に比べてプラス7名の145名(登録者の14%、内訳はA会員92名、B会員53名)でした。
登録の有無や登録状況等の確認については、所属の地区医師会へお問い合わせいただき、登録しているはずなのにメールが届いていない場合は、受信設定等も再度確認いただきます様お願い致します。