■医療機関の広告規制について

１１月２９日（木）、厚生労働省の「医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」は、医療に関する広告規制の見直しを議論し、同省が示した省令案と新ガイドライン案について概ね合意した。１２月から１月にパブリックコメントを実施して、今年度末に省令を公布、来年６月１日より施行される予定。 省令案では、患者の主観・伝聞に基づく体験談の広告を禁止事項として新たに規定するが、術前術後の写真など、いわゆる「ビフォーアフター」の表示は一律に禁止にはせず、具体的な治療内容や副作用など、詳細な説明を加えたものは掲載可能とする。 また、ガイドラインについては、現在の「医療広告ガイドライン」と「医療機関ホームページガイドライン」を廃止し、「医療広告ガイドライン」をベースとした「新ガイドライン」を策定する。 「広告規制の対象範囲」「禁止される広告」「広告可能事項の限定解除の要件」「相談・指導等の方法」など７項目からなる。 同検討会に参加した日本医師会の石川常任理事（医療政策・情報担当）は、「今回は医療機関の広告だが、薬局や健康食品・柔道整復師・あんま・はり・きゅうはどうするのかについて、厚労省全体で健康を守る観点から（ウェブサイトなどを）監視してほしい」と、予防や医療・介護等、全般に対する公正な対応を求めた。

■休診補償制度（福岡県医師会団体契約）中途募集のご案内

北九州市医師会では、先生方が万が一、病気やケガで休診せざるを得ない場合に備えて、「休診補償制度」をご用意しております。 最近のテレビコマーシャルでも病気やケガで仕事ができなくなった際に、医療保険だけでなく、「月々の収入をサポートする保険」が必要だと話題になっています。 北九州市医師会の「休診補償制度」は、団体割引が２０％と一般で加入するよりも有利になっている他、病気による入院やケガによる入院だけでなく、自宅療養（医師の指示による）で就業不能になった場合も補償され、１年間無事故なら保険期間終了後に、保険料の２０％を受取れる等、多くのメリットがありますので、この機会にぜひご加入をご検討ください。 本会より１１月下旬に、会員の先生方宛に資料を郵送致しておりますので、ご確認をいただきますとともに、詳細な説明等が必要な場合は下記までご連絡ください。 ＊お問合せ先⇒ 株式会社ケンイ（福岡県医師会設立会社） 電話：０９２−４３１−４８４７　住所：福岡市博多区博多駅南２−９−３０