2015.9.4 第339号

FAX北九医ニュース 北九州市医師会広報委員会



県医師会からの「医療事故調査費用保険」のご案内
本年10月1日より「医療事故調査制度」が始まります。
「医療事故調査」にかかる費用は、1件あたり100万円前後といわれています。

○遺体の解剖費用25万円〜50万円程度
○死亡時画像診断(Ai)5万円〜10万円程度
○遺体の保管・搬送数万円〜30万円程度
○院内事故調査(謝金・交通費等)10万円〜30万円程度
○院内事故調査(報告書作成謝金)10万円〜数十万円程度

これらの費用についてはすべて、該当の医療機関の負担となり、その対応については以下のとおりとなっております。

1.日医A1会員で、診療所・99床以下の病院については、自動的に500万円までの保険が適用されます(日本医師会医療事故調査費用保険が適用)ので、個別の手続きや保険料のお支払は必要ありません。

2.100床以上の病院の場合は、別途保険に加入する必要があります。福岡県医師会では県医師会指定の代理店であります「株式会社ケンイ(代表取締役:松田県医師会長)」にて、対応保険(医療事故調査費用保険)を発売しており、対象となる病院(病院長宛)には9月初旬に、ご案内を郵送する予定にしておりますので、この機会に加入についてのご検討をお願い致します。


特別展「医は仁術」のご案内について
全国で順次開催され、好評を博しております「医は仁術」展が、北九州市で開催されることになりました。「医は仁術」展は、日本の医療の原点である江戸時代から現代にいたるまでの日本の医学の発展史をひも解くもので、江戸時代の医療器具や日本最古の解剖原図などの史料から、最先端医療では3Dプリンターで作成した臓器モデルやヒトips細胞のコロニー実物(固定標本)などが展示されますので、医療関係者はもちろん、患者さん等に医学の知識と理解を深めていただける内容となっております。
尚、詳しくは、後日送付します研修会等のご案内に同封するチラシをご覧ください。

*開催期間:平成27年10月10日(土)〜平成28年1月11日(月・祝)
ただし、12月29日〜1月1日は休館
*開館時間:午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
*場  所:いのちのたび博物館(八幡東区東田2−4−1)
*入場料:「医は仁術」展のみ ⇒ 大人1200円、高・大生900円、小・中生450円
     「医は仁術+常設展」セット券⇒大人1500円、高・大生1100円、小・中生550円
※入場券および前売り券(上記料金より100円引き)は、小倉井筒屋・黒崎井筒屋のプレイガイド等でお求めいただけます。