2011.2.21 第272号

FAX北九医ニュース 北九州市医師会広報委員会



北九州周産期医療講習会の開催について(入場無料)
市医師会では新生児仮死に関する知識の習得と新生児蘇生に関するスキルアップを目的として標記講習会を開催しておりますが、今回は昨年改正されました「コンセンサス2010 日本版新生児蘇生法」について、下記のとおり、2会場に分けて講習会を開催することとなりました。
「出生直後の児の評価項目の変更」や「ルーチンケアを行う際の諸注意」「酸素・薬剤の投与」「蘇生後の注意」に至るまでコンセンサス2010の追加点・変更点について、わかりやすくご説明をいただき、参加者の疑問・質問にもお応えいただく時間を設けるなど充実した内容としております。
産婦人科医師はもとより、他科の医師・助産師・看護師等、職種を問わず、ご参加いただけますので、多数ご出席くださいます様ご案内申し上げます。
尚、資料等準備の都合上、参加希望者は事前に北九州市医師会まで「医療機関名」「参加人数」「受講希望会場」を明記の上、FAXにてお申し込みください。(FAX番号=513−3816)
当日、産婦人科医には、「日産婦学会」「日産医会」シールを交付致します。

【西部会場】
 ※日時:3月2日(水) 午後7時〜
 ※場所:八幡医師会館
      八幡東区平野2丁目1−1  093-681-6035
 ※内容:『2010年版 新生児蘇生の実際について』
           九州厚生年金病院 小児科部長 高橋保彦 先生

【東部会場】
 ※日時:3月15日(火) 午後7時〜
 ※場所:パークサイドビル
      小倉北区堺町1丁目6−13  093-551-3878
 ※内容:『2010年版 新生児蘇生の実際について』
          北九州市立医療センター 新生児科主任部長 松本直子 先生


北九州ブロック医師会生涯教育講座の開催について
毎年、北九州ブロック医師会・福岡県医師会が共同開催しておりますが、今回は「医学史」をテーマに取り上げ講演会を企画致しました。
医学のみならず化学・物理学など多くの分野において、“セレンディピティ”(偶然に遭遇した予期していなかった事象を見逃さない察知力)をきっかけに、偉大な発見や発明がなされることがあります。例えば、ペニシリン、ピロリ菌、心臓カテーテル法などが、それにあたります。
偶然に遭遇した事象を持ち前の察知力で見逃すことなく、それらを医学の進歩に結びつけた医学者たちの逸話などにふれながら、“セレンディピティ”が医学の発展にどのように関与したかについて、日本医史学会会員で、誠心会井上病院 外科 佐藤 裕先生にご講演頂きます。
医師はもちろん看護師・医療関係者の方々に是非、聴講して頂きたく、皆さまお誘い合わせの上、ご参加下さいます様ご案内申し上げます。

※日時:3月7日(月) 午後7時〜8時30分
※場所:北九州市立商工貿易会館 2階 多目的ホール
     小倉北区古船場町1−35  093-541-2184
※内容:
     ・演題 「医学の発展と“Serendipity”」
     ・講師 誠心会井上病院 外科・日本医史学会 佐 藤  裕 先生
     ・座長 北九州市医師会 理事 有馬 透
※主催:福岡県医師会
     北九州ブロック医師会