2010.11.6 第267号

FAX北九医ニュース 北九州市医師会広報委員会



◆◆◆合馬会長が日本医師会代議員会において質問◆◆◆

10月24日(日)、日本医師会の臨時代議員会において、本会合馬会長が九州ブロックからの代表質問者として、「医療連携の推進」や「次期診療報酬・介護報酬の同時改定に向けた“かかりつけ医”の正当な評価」等を骨子とした質問を行った。本会の会員が日本医師会の代議員会において、九州ブロックの代表者として質問に立つのは平成17年以来5年ぶりのこと。
合馬会長は限られた医療財源の中で効率的な医療提供体制を築いていくためには、“かかりつけ医”が中心となって、地域における医療連携のネットワークを医師会や病院が協働して運営する一方、今次の診療報酬改定が病院の入院に偏重して行われた結果、診療所や中小病院は引き続き厳しい医業経営を強いられていることから、全体的な底上げをもって医療崩壊を食い止めるべく、日医に新たに設置された同時改定に向けた2つのプロジェクト委員会において、しっかりとした理論構築を行うよう求めた。
これに対し、執行部側からは羽生田副会長が答弁に立ち、“かかりつけ医”機能を中心に据えて地域連携を推進することが地域医療の再生に繋がる方策であり、次期同時改定については医療と介護全体の底上げが最重要課題であり、“かかりつけ医”が十二分に役割を発揮できるよう努めたいとした。質疑の詳細については、後日「日本医師会雑誌」に掲載されます。




◆◆◆ご注意ください◆◆◆

最近、一見、町内会費や地元の秋祭りへの協賛かと思わせるような感じで、うやむやと、どこどこに看板型の周辺案内地図を掲げるので、貴院もこのように掲載されているから、と言って、5,000円程度の費用負担を求められるケースが発生しております。
地図には実際に医療機関の名前も掲載されておりますので、後になって意図しなかったものだと分かっても、一旦払ってしまうとなかなか回収するのが難しくなりますので、充分に何の費用かについて、確認を行ったうえで、拒否や支払うなら支払うといった対応を行う様、受付者等にもお伝えください。