2010.10.6 第265号 |
FAX北九医ニュース 北九州市医師会広報委員会 |
◆◆◆定時代議員会を開催◆◆◆
9月30日(木)、21年度の決算を中心議案として定時代議員会が開催された。 冒頭の「会長挨拶」では、合馬会長より保険外併用療養や混合診療の拡大、医療ツーリズムに代表される民主党の進める医療の産業化政策に対し、日医が毅然とした対応で望むよう求めていくとともに、本市の医療政策については、当面「救急医療の見直し」「地域医療連携の推進」「公益法人改革」等を中心に注力し、会員各位のご協力をいただきながら、関係諸団体・行政・地域住民とが一体となって、元気な市民で溢れる全国に冠たる“健康モデル都市”を目指したいとした。 続く一般質問では小倉の市吉代議員より、算定要件だけにとらわれない地域医療支援病院の在り方、例えば市民ニーズの高い救急医療の応需実績を重視するなど、市医師会としての今後の同病院に対する承認姿勢について、考え方を質した。また続く小倉の添田代議員からは電子媒体での請求やオンライン請求の普及に伴い、機械的・事務的な査定が増加したり、必要以上に指導・監査が強化され、会員が不安や混乱に陥らぬよう執行部の対応を求めた。 また、戸畑の池園代議員からは、2年後に診療報酬と介護報酬の同時改定が予定されているが、毎回会員には見えないところで、医療現場の実態とはかけ離れた改定が行われ、受け入れ難い内容を強いられているので、これ以上会員の日医不信に繋がらないよう、市医師会が充分に会員の意見を汲み上げて交渉現場に反映させるような体制づくりを急ぐよう要望が出された。 答弁にはそれぞれ有留理事・山家理事・合馬会長が立ち、今後関係委員会や理事会の中で検討し、上部団体と連携しながら、対応を行っていくこととした。 尚、代議員会の詳細内容については「北九州市医報の12月号」に掲載する予定ですので、ご覧ください。 |