2009.5.21 第239号

FAX北九医ニュース 北九州市医師会広報委員会



◆◆◆保険委員会だより◆◆◆

診療報酬請求において、会員より査定に対する質問が委員会に寄せられています。わかる範囲内を委員会で検討してお知らせ致しますが、委員会は審査会ではありませんので、ご参考としてお目通し下さい。

・外来迅速検体検査加算の対象となる検査項目に、インフルエンザウイルス抗原精密測定、A群β溶連菌迅速試験は含まれませんので、ご留意ください。

・心身医学療法を算定する際、診療報酬明細書の傷病名欄に心身症による当該身体的傷病名の次に「(心身症)」と記載するとともに、その要点を診療録に記載することとなっております。再度、ご確認ください。
  例)「胃潰瘍(心身症)」 【医科点数表の解釈 P444より】

・アリセプト錠10mgは「高度のアルツハイマー型認知症患者」の適応となっておりますので、診療報酬明細書の傷病名欄に“高度”であることを記載してください。
  例)「高度アルツハイマー」、「アルツハイマー(高度)」




◆◆◆ 介護予防健診票送付用封筒の使用中止について ◆◆◆

今年度より介護予防健診の実施方法を変更していますので、平成20年度に使用していた「介護予防健診票」及び「介護予防健診票送付用封筒」は現在使用できません。
従って、平成20年度実施分の介護予防健診票の「地域包括支援センター控」については、平成21年4月30日(必着)までに各区統括支援センターへ送付いただくよう通知をしておりましたが、5月以降も送付している医療機関が見受けられます。


現在、各区統括支援センター宛の封筒を使用して介護予防健診票「地域包括支援センター控」を送付することはできませんので、ご注意下さい。
尚、平成20年度に実施した介護予防健診票「地域包括支援センター控」がまだお手元にある医療機関は、今後発送しないようお願いします。

※平成21年度実施分の介護予防健診票については、月単位で取りまとめ、「地域包括支援センター控」「区役所控」の両方を各区医師会へ提出して下さい。